ページランク
PageRankテクノロジー
PageRankは、5億の変数と30億以上の用語の等式を解決することでウェブ ページの重要度を客観的に測定します。PageRankは、リンク数を数えるのではなく、ページ A からページ B へのリンクを、ページ A によるページ B への投票として解釈します。ページの重要度は、ページが受けた投票数によって決まります。
PageRankでは、投票したページの重要度も考慮されます。重要度が高いページからリンクされたページも重要度が上がります。重要なページはPageRankが高くなり、検索結果の上位に表示されます。
Google PageRank テクノロジーより抜粋
私たちがよく取る行動で、いわゆる相互リンクの申し込みが上記の投票にあたります。上記の文面から判断すればページランクが高いサイトと相互リンク出来れば良さそうです。しかしながら、Googleは下記のようにも言っています。
サイトの順位やPageRankを上げるように設計されたリンクプログラムに参加しない。特にウェブスパマーや不正なウェブサイトへのリンクは行わないでください。これらのリンクにより、サイトのランクが下がることがあります。
リンク プログラム
Google検索結果におけるサイトのランキングは、そのサイトにリンクしている他のサイトの分析によっても影響を受けます。リンクの量、品質、関連性が評価の対象となります。サイトにリンクしている別のサイトから、そのサイトのテーマや、品質および人気度の指標を知ることができます。しかし、相互リンクに参加している一部のウェブマスターは、リンクの品質、ソース、他のサイトに与える長期的な影響を無視して、相互リンクだけを目的としたパートナー ページを作成しています。これはGoogleのウェブマスター向けガイドラインに対する違反となり、検索結果におけるサイトのランキングに悪影響を与える可能性があります。リンク プログラムの例を次に示します。
- PageRankの操作を意図したリンク
- ウェブスパマーや不正なウェブサイトへのリンク
- 相互リンクおよび相互リンクの制限超過
- PageRankを転送するリンクの売買
Googleリンク プログラムより抜粋
上記から言える事は、ページランクの高いサイトへせっせと相互リンク依頼するよりも、自サイトと似通ったカテゴリのサイトとリンクした方が有益であると言う事ではないでしょうか。
また、相互でなくとも、ユーザーに有益な情報を提供していればユーザーは自然と自サイトへリンクを張ってくれるものです。重要なのは、自サイトの質がページランクを決めると言う事です。
参考までに
他のサイトからリンクが貼られていると、クローラがサイトを見つけやすくなり、Googleの検索結果で表示される可能性が高くなります。Googleでは、検索結果の表示において、ページの重要度を示す独自の指標PageRankと高度なテキストマッチ技術を組み合わせて使用し、それぞれの検索に重要かつ関連性のあるページを表示しています。PageRank 評価の一環として、ページ A からページ B へのリンクをページ A からページ B への票として解釈し、1つのページが獲得した票数を計算します。「重要度」の高いページによって投じられた票はより高く評価され、それを受け取ったページを重要なサイトとして判断します。
Googleのアルゴリズムでは、自然リンクと人工リンクが区別されます。 サイトへの自然リンクは、ウェブの動的な性質の一環として、他のサイトがユーザーにとって便利で価値があると判断した場合に増えていきます。人工リンクは、検索エンジンに対してサイトの人気を高める目的で配置されます。リンクプログラムや誘導ページのような、これらのタイプのリンクについては、ウェブマスターの向けのガイドラインをご覧ください。
サイトのインデックス登録やランキングで有効なのは、自然リンクのみです。
Googleと相性の良いサイトより抜粋